ベスポンサの副作用
投与中あるいは投与後にみられる副作用について、具体的にその症状や対処法を解説します。
- ベスポンサの副作用には、からだがだるい、力が入らない、発熱、悪寒、頭痛、めまい、耳鳴り、鼻血、吐き気、嘔吐、息切れ、動悸(どうき)、腹痛、かゆみ、発疹、尿の色が濃くなるなど、患者さんご自身で気が付くことができる症状があります。
- 一方、はっきりした自覚症状がなく、検査で初めてわかる副作用もあります。投与前後や投与期間中の検査はとても重要ですので、必ず受けましょう。
- 適切な対処で治療を継続できる副作用と、薬の休薬や減量、中止が必要となる副作用があります。
治療中に気になる症状や体調の変化があれば、すぐに主治医、看護師、薬剤師にご相談ください。
重大な副作用
監修:大阪市立大学医学部附属病院 血液内科・造血細胞移植科 日野 雅之先生