ベスポンサの副作用
出血
骨髄の働きが低下することで出血しやすく、血が止まりにくくなることがあります。
症状
- 出血する場所によって様々な症状があらわれます。鼻や口では鼻血、歯ぐきの出血、消化管では吐き気、嘔吐、血を吐く、腹痛、血が混ざった便、黒色便、皮膚ではあおあざができる、皮下出血などの症状があらわれます。
これらの症状があらわれた場合は、すぐに主治医、看護師、薬剤師にお知らせください。
病院での対処法
- 投与前と投与期間中は定期的に血液検査を行います。
- 症状があらわれた場合、ベスポンサを休薬、減量、または中止し、適切な処置を行います。
監修:大阪市立大学医学部附属病院 血液内科・造血細胞移植科 日野 雅之先生